ニュース一覧

M2の中村君とM1の佐々木君が国際ワークショップ11th International Workshop on Fundamental Physics Using Atomsでポスター発表を行いました。

M2の中村君とM1の佐々木君が、沖縄科学技術大学院大学で開かれた国際ワークショップ

11th International Workshop on Fundamental Physics Using Atomsでポスター発表を行いました。

沖縄科学技術大学院大学(OIST)構内

OISTから臨める恩納村の海岸風景

ポスターセッションの様子

2019年03月06日

田中講師がNACTIに参加しポスター発表しました

米国メリーランド大学で2019年7月22日から7月26日まで開催されたThe 2nd Nofth American Conference on Trappied Ions (NACTI)に田中講師が参加し、ポスター発表しました。 この国際会議はイオントラップの研究者が一同に会し、最新の成果を発表し情報交換する会議で、北米だけでなくアジア、ヨーロッパからも多くの研究者や学生が参加します。約30件の講演と、約90件のポスター発表があり、最終日にはメリーランド大学のラボツアーがありました。またイオントラップ量子コンピュータのベンチャー企業(IonQ、Alpine Quantum Technologies)代表と、米国企業Honeywellのイオントラップ量子コンピュータの部署の代表らによるパネルディスカッションも開かれ、たいへん刺激ある会議となりました。

会場のEdward St. John Learning and Teaching Center

講演会場

ポスターセッション会場の様子

2019年08月15日

招へい教授のオスペルカウス先生が滞在されました

ドイツ・ハノーバー大学/ドイツ物理工学研究所の教授で、大阪大学招へい教授のクリスチャン・オスペルカウス先生が11月24日から12月2日まで滞在されました。これは基礎工学研究科未来研究推進センター国際ジョイントラボTRiAC(International joint laboratory for TRapped-Ion integrated Atomic-photonic Circuit)の活動の一環です。セミナーでは冷却イオンをマイクロ波で操作する量子ゲートの最新の成果を講演されました。またイオンを用いた量子コンピュータのために開発された制御システムのチュートリアルも行っていただきました。

セミナーの様子 講演題目:Robust and resource-efficient microwave near-field entangling gates

イオンを用いた量子コンピュータのために開発された制御システムのチュートリアルの様子

2019年12月02日

2019年納会を行いました

12月27日、2019年最後のミーティングのあと、石橋で納会を行いました。

2019年12月28日

M1の斉藤君がFPUA2020で発表しました

M1の斉藤君が2020年1月9日、理化学研究所大河内記念ホールで行われたThe 12th International Workshop on Fundamental Physics Using Atoms (FPUA2020) で発表しました。

2020年01月13日

学位記授与式がありました

2020年3月25日に学位記授与式があり、M2の佐々木君、B4の井上君、長野君が卒業しました。おめでとうございます。

実験室で学位記を手に笑顔の佐々木君と井上君

2020年03月25日

斉藤君、長野君が日本物理学会2020年秋季大会で発表しました

M2の斉藤君、M1の長野君が日本物理学会2020年秋季大会で発表しました。

斉藤君 11aA2-4  「ベイズ最適化を用いた等間隔配列のためのプレーナートラップ電極形状の探索

長野君 11aA2-5  「可搬型光クロックのためのイオン蛍光結像光学系の最適化」

 

2020年09月11日

卒業式がありました

M2の長野君、B4の西本君が卒業しました。おめでとうございます!

右:修士(工学)の学位記と、ナノサイエンスデザイン教育研究センター・知のジムナスティックスプログラムの

  修了証を手にする長野君。

左:学士(工学)の学位記と、特別研究優秀発表賞の賞状を手にする西本君。

2022年03月24日

田中講師が応用物理学会シンポジウムで招待講演を行いました

田中講師が第69回応用物理学会春季学術講演会 一般公開シンポジウム 量子コンピュータ:システム構築のための技術と期待されるアプリケーション(II)で、「量子情報技術分野におけるオンチップ・イオントラップ」と題して講演しました。

2022年03月24日

NICTが開発したシステムで、田中グループの実験室をアバターが動くバーチャルラボツアーを開催し、ドイツPTBのグループが参加しました

pic20220513_163258_4_s

NICTの井原章之氏の開発したシステムで、田中グループの実験室のバーチャルラボツアーを開催しました。ドイツPTBのMehlstäubler教授のグル―プのメンバーとNICTの研究者らが参加しました。このシステムでは、参加者がアバターを操作して実験室を見学することができます。このバーチャルラボツアーは、国際ジョイントラボTRiACの活動の一環です。

2022年05月13日

NICTの開発したシステムでMR量子光学ラボのテストを行いました

NICTの井原章之氏の開発したシステムで、田中グループの実験室でMR(Mixed Reality)量子光学ラボのテストを行いました。リモート画面からのアクセスでも、あたかも実験室内でPCを操作し機器を制御しているような遠隔操作が可能になりました。遠隔地とつないだ共同研究の実験などへの応用が期待されます。

2022年10月20日

ドイツPTB/ハノーバー大学のTanja Mehlstäubler教授が来訪されました 2022年10月26日ー31日


ドイツPTB/ハノーバー大学のTanja Mehlstäubler教授が来訪され、2回のセミナーにおいて“Scalable and integrated chip ion traps”,"A novel mixed species In+/Yb+ ion optical clock"の講演をされました。セミナーは基礎工学研究科附属未来研究推進センター主催、QIQB共催で行われました。またハイブリッド形式で学外からも参加できるようにしたところ、NICT、東京大学、OISTからも参加者がありました。


         

2022年10月31日

物理学会でD1の長野君、田中講師が発表しました

日本物理学会2023年春季大会でD1の長野君が、RAとして勤務するNICTでの成果を発表しました。田中講師がNICTとの共同研究であるオンチップ・イオントラップについて発表しました。

24pA1-9 長野君 複数個イオン光時計用時計レーザーのコヒーレント加算による高出力化

24pA1-10 田中講師 オンチップ・イオントラップによる量子システムの可搬化と集積化

2023年03月24日

D2の長野君がIEEE International Frequency Control Symposium and the European Frequency and Time Forum(IFCS-EFTF2023)で発表しました。

D2の長野君が富山市で開かれた国際会議IEEE International Frequency Control Symposium and the European Frequency and Time Forum (IFCS-EFTF2023)でポスター発表を行いました。

IFCS-EFTFの様子です。会場は富山城跡の向かいの国際会議場。

メインホール

ポスター会場とポスターセッションの様子

2023年05月17日

D2の長野君、M2の西本君、M1の大塩君が物理学会で発表しました

2023年9月18日に東北大学で開催された日本物理学会第78回年次大会において田中グループの大学院生3名が発表しました。

18pB204-8 長野瑛良 「プレーナートラップを用いた複数個40Ca+光クロックにおける時計遷移確率の均一性評価」

18pB204-9 西本涼介 「ナノフリクションモデルに向けた二列イオン配列の制御」

18pB204-10 大塩達也 「量子CCDに向けた40Ca+イオンのシャトリング」

2023年09月18日

M1の大塩君がQuantum Innovation 2023でポスター発表を行いました

M1の大塩君が、2023年11月16日に東京コンベンションホールで開催されたQuantum Innovation 2023でポスター発表を行いました。

"Development of an ion-shuttling system for the QCCD architecture" T. Oshio1, T Higuchi4, K. Hayasaka3,1,

K. Koike6, R. Ohira5, S. Morisaka5,2, T. Miyoshi5,6,2, and U. Tanaka1,2,3

1Grad. Sch. Eng. Sci., Osaka Univ., 2QIQB, Osaka Univ., 3NICT, 4KURNS, Kyoto Univ., 5QuEL Inc., 6e-trees.Japan, Inc.

2023年11月16日

ハノーバー大学/PTBのOspelkaus教授が滞在されました

2023年11月27日から12月11日まで、ドイツ・ハノーバー大学/PTBのOspelkaus教授が滞在されました。Ospelkaus教授は大阪大学基礎工学研究科の招へい教授です。滞在中、複数のセミナー開催、田中グループおよび他のグループの研究者や学生とのディスカッションをしていただきました。また東大や京大からOspelkaus教授とのディスカッションのための阪大訪問がありました。

田中グループメンバーと基礎工学研究科正面玄関にて

 

セミナーの様子

ムーンショット高橋プロジェクト イオントラップ量子技術意見交換会の様子

ハイブリッド形式で開催しました。 オンサイトでは、NICT神戸、阪大QIQB、東大野口研、 オンラインではOIST, 東大長谷川研、QST, NICT小金井からの参加者があり、活発な意見交換を行いました。

2023年12月11日

東京大学長谷川秀一研究室のみなさんが来訪されました

東京大学長谷川秀一研究室の長谷川先生、相川さん、岩村さんが2023年12月20日から22日まで田中グループに滞在され、田中グループのラボでオンチップ・イオントラップの実装作業を行いました。

基礎工学部正面玄関で相川さん、岩村さんと田中グループのメンバーで

マニュアルダイボンダ―の作業の様子

2023年12月22日

博士後期課程2年の長野瑛良君の論文が Optics Express に掲載されました。おめでとうございます!

博士後期課程2年の長野瑛良君の論文

"Multi-stage coherent beam combination of semiconductor optical amplifiers in ready-made fiber couplers"

が Optics Express に掲載されました。

Akira Nagano, Toshiyuki Ihara, Utako Tanaka, and Kazuhiro Hayasaka, Optics Express Vol. 32, Issue 5, pp. 6903-6916 (2024)

これは 長野君が情報通信研究機構 量子ICT研究室 でリサーチアシスタントとして行った研究の成果です。カルシウムイオンの波長729 nmの時計レーザーの高出力化のため、第2高調波発生の基本波となる波長1458 nmのレーザーのコヒーレント加算の多段化(3段)を行い723 mWの出力を得ました。この光源はフィードバック制御により72時間出力を持続し、自動再ロック機能によりさらに長時間安定に連続運転できます。この光源の第2高調波を発生させて、波長729 nmで239mWを出力を得ました。

おめでとうございます!

2024年02月17日